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これを知らずに教室を開くのはとっても危険!→教材をつくるときの著作権の話

この記事の早わかり要約
  • 教室を開くときに、気を付けたいポイントは、教材(テキスト)をつくる時には、完全にオリジナルであることが必要です。
  • 教材(テキスト)に書籍やホームページからの引用をする場合には、引用先の明記や長文を引用しない事、引用する許可を取ることがポイントです。
  • 引用するポイントについては、受講される生徒さんにも伝えるべきで、その理由はその生徒さんが今度は先生になるかもしれないからです。

教材(テキスト)はオリジナルでつくることが必要

どのような講座においても、テキストを作成して生徒さんに利用してもらう場合には、オリジナルでつくる必要があります。

特に、教材を販売し、それによって利益を得る際には、著作権などの問題で大きな損失につながる可能性があります。

例えば、パソコン教室を運営している企業などが、無断で大手ソフトメーカーのソフトのアイコンを使用することなども基本的には避けるべきでしょう。
ただし、完全にオリジナルだけでつくるのは中々難しい場合もあるため、「引用」と言う手段を使うことで書籍の内容や、ホームページからの内容を利用することが出来ます。

著作権とは

そもそも、著作権とはどのようなものなのでしょうか。

著作権とは、考えや気持ちを作品にあらわしたものを著作物と言い、それを作った人を著作者、そして、その著作者に対して与えられている権利を著作権と言います。
その著作権には、著作者人格権と著作権(財産権)があり、それぞれ権利に種類があります。

それぞれの著作権には以下のような種類があります。

著作者人格権
  • 公表権
  • 氏名表示権
  • 同一性保持権
著作権(財産権)
  • 複製権
  • 上演権
  • 演奏権
  • 上映権
  • 公衆送信権
  • 公の伝達権
  • 口述権など

教材をつくる時には、これらの著作権についての理解が必要です。

書籍やホームページから引用する時のポイント

書籍やホームページから情報を引用して利用したい場合には、引用する時のポイントがあります。それらについて見ていきましょう。

引用先を明記する

書籍やホームページから情報を引用する時は、引用先の情報を明記します。
この時、引用先の書籍の名前や著作者、ホームページのURLなど間違いが無いように注意しましょう。

引用先を明記することで、受講させる生徒さんも、引用元の情報を見ることで知識が広がったり深まったりすることがあるため、必ず引用先は明記しましょう。

長文の引用はしない

引用する情報は、長い文章をそのまま利用するようなことはせず、あくまでも一部を引用するようにしましょう。
長文をそのまま持ってきて引用すると、見ている人も要約されておらず見づらいことがあります。
情報のポイントだけを引用し、それに対して自分の言葉でオリジナルの説明を入れると良いでしょう。

引用する許可を取っておく

一般市販されていないものから引用する際には、引用先の著作者に許可を取っておくことと良いでしょう。
著作者に許可をもらうという法律はありませんが、トラブルを防ぐためにも連絡が取れる場合には取っておくと良いでしょう。
ただし、無断転載せずに「引用」とし、出どころを明示するためにネット記事ならリンクを張ることを行えば、無断で転載したことにはなりません。

この鉄則は生徒さんにも教えるべき

この鉄則については、受講されている生徒さんにも伝えるべきでしょう。
その理由は、どのような講座を受講している生徒さんでも、ゆくゆくは知識が付き先生の立場になる可能性があるからです。
特に、講師業というのは、家賃や人件費しか掛からなく、利益が出やすい構造の業態となるため、個人事業主として始めやすい仕事となるため、このような知識も生徒さんにお伝えすると喜んでくれるでしょう。

まとめ
  • 教材(テキスト)はオリジナルでつくることが必要で、他の著作者が書いた書籍やホームページから無断転載してはいけない。
  • 書籍やホームページからの引用をする場合には、引用先の明記や長文を引用しない事、引用する許可を著作者から取ることが必要です。
  • クオリティを重視するならデザイナーに発注するのがいい
  • 著作権のことや、引用して利用することなどの知識は、受講されている生徒さんにも、今後先生になるかもしれないので伝えておくと良いでしょう。

 

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